湿度100%

蔵前仁一さんの処女作『ゴーゴーインド』が出版されて30年を記念して、『ゴーゴーインド』の成り立ちを紹介する展覧会が東京早稲田で始まり、覗いてきました。

今回のイベントにはトークショーも開催されています。

その第1回は『インドでわしも考えた』の椎名誠さんと蔵前さんの対談でした。

話はインドに特化せず、世界のトイレ事情や暑いところ寒いところの話題で盛り上がりました。

なかでも印象的だったのは、椎名さんが訪れたベトナムのチャウドックのエピソード。

チャウドックはメコンデルタにある地方都市ですが、湿度の高さが半端ないそうです。

ホテルのタオルもシーツも湿気を帯びてじっとりと濡れているのだとか。

食事をして部屋に戻ってくると読みさしの本の紙が水分を含んで、扇子を広げた状態になったといいます。

メコンデルタの町を食べ歩きしてみるのもいいなあと思っていたやさき、これは行く時季を選ばないとえらいことになるなと思ったしだいです。