2017/10/04

石毛さん、ダイエットだって言ってお昼ご飯を食べません。もちろん米さん私小林さんの女性組も、「いくらダイエットって言ったって、食事抜くのはかえって危険なのに」と心配してますが、しばちゃんも「平賀さんこそ気にしなきゃいけないのに、全然気にしてない。石毛さんにダイエットは必要ない」と心配。

昨日ついにしばちゃん、お昼にベーカリーコーナーでスイートポテトを購入。

「石毛さん、食べてね、平賀さん太ってね」

と言いながら差し入れてくれました。

「石毛さん、米さんに平賀さんのこと相談したら、『いいから太らせなさい』と言われたんだ。平賀さん、おいしいものたくさん食べて、冬眠しちゃうかもしれない」

「・・・私は熊かカエルですか」

要するに、石毛さん一人に差し入れても遠慮して断るだろう、スタイルを気にして糖質カットしている米さん小林さん組は相談を受けて、甘いものに付き合うのを遠慮し、「平賀さんだったら、甘いもの、さらにしばちゃんからだったら喜んで飛びつくよ」と返事したのだろうと察しがつきました。

「平賀さん、春まで寝ていたら、厨房広々としていいだろうな」

「・・・私がいないと寂しいくせに」

「全然」

石毛さんと二人で、スイートポテトをおいしくいただきました。

昨日は惣菜方は早く終わったものの、しばちゃんは本当にお寿司今日が初めての?保さんと二人きりで組まされ、仕事終わりません。私がお寿司側のマシン類を掃除しました。

MGRは「柴崎さん、平賀さんにサーモンの仕込み教えてあげて」

と指示出したものの、朝入荷したはずのサーモンがありません。

MGRとしばちゃん二人係で

「ひらがさん、食べちゃったんでしょ」

と息を合わせていじってきて

「ちがいます。きっとここにはトトロが住んでいて、食べちゃったんですよ」

「いやいや平賀さん、おなかがすくと夜な夜な厨房に忍び込んでこっそり食べているに違いない」

「生のサーモンだけを3キロも食べる人がいるんですか、熊じゃあるまいし」

「平賀さん、冬眠するんでしょ」

冗談だと分かっているのでわたしも冗談でかえし、石毛さん笑っていました。

「しょうがないなぁ、もう、ひらがさんが食べちゃったんなら。明日の朝一で仕込みますよ、MGR」

たぶん忙しかったから、誰かが間違えて捨ててしまったのだろうことは、3人とも考えていて、だけどだいたいめぼしはつくけど犯人探しをしてもしょうがない、と3人とも考えての会話でした。

まだまだひよこな石毛さん。周りの風当たりは暖かいとは言えず、男性二人組が、石毛さんを心配して、楽しく仕事してもらいたいから笑わせようとか、さりげなくかばおうとしているのはわかり。

職場が女性だけにならない方がいいんだな、と思いました。

「あんまりいじられすぎて、私焦げちゃいそう。たまにはほめてください」

しばちゃん

「平賀さん、脂がのっているね!ってほめればいいの?」

MGR

「平賀さん、食べるの早いね!ってほめればいいんですよ」

「はい、石毛さんはサーモンの握りにマヨネーズが好きだよね、平賀さんも今日は卵でなくてサーモン」

しばちゃんがいつもの端材の握りを差し入れてくれて。

石毛んさん大爆笑でした。