今年の34本目!!

週末レイトで「ダンケルク」観てきました

第二次世界大戦のヨーロッパでの戦いの話ですが、日本ではあまり馴染はないかも??

ワタクシも戦史としては多少知識はあったけど、ヨーロッパ、特にイギリス人には非常に知られた

話のようで。

映画としては、クリストファー・ノーラン監督作品ということでCGに頼らない大掛かりな映像作りが

話題になっている(・・というか、宣伝のメインになってる)感じだけど、映画としては

地味というか、淡々と描かれている感じ。

撤退する陸軍兵士、救出に向かう民間船、上空援護する戦闘機、の3つの視点で話が

進むけど、ネタバレかもしれないけどそれぞれ時間軸が違う演出になってるのがちょっと

分かりにくいかも。 同じ場面が視点を変えて何回か出てくるので、演出の意図が

分からないとあれって 3つの物語がひとつに交差するところは巧く

出来てて派手ではないけれど、印象に残るシーンに

話題の映像については、大規模な戦闘シーンはないものの、実際の飛行機を使った

空戦シーンは見応えあり イスパノは仕方ないか・・ 

やっぱ、イギリス人にとってはスピットファイアは特別な機体なんかな。 ハリケーンもマーリンエンジン

だったと思うけど、そんなに音が違うのかな??

思ったよりは全般に地味と言うか、激しい盛り上がりはない映画だけど、ワタクシ的には

面白かったかな。

もし、観に行くならダンケルクの撤退作戦については戦史の予習しておかないと

分かりにくいかもね。

撤退作戦といえば、昔、円谷/東宝作品で「太平洋奇跡の作戦 キスカ」ってのが

あったなぁ。 円谷さんらしくミニチュアもよく撮れてるし、團伊玖磨さんのテーマ曲も

カッコイイし、日本の戦争映画にしては珍しく爽快感のある映画だったので、DVD買って

観ようかな